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2009年12月23日 (水)

081216 フォルカー・フィンケ新監督就任会見

フィンケ監督 就任時のインタビュー 改革はここから始まった。

http://www.urawa-reds.co.jp/tools/cgi-bin/view_news.cgi?action=view&nid=448108.12.16

フォルカー・フィンケ新監督就任会見 

16日16時から、埼玉スタジアムボールルームにて藤口光紀代表同席のもと、フォルカー・フィンケ新監督の就任会見が行なわれました。

藤口光紀代表

「去る6日に基本合意に至ったと発表させていただきましたが、今日ここにフィンケ氏をお迎えして発表できることをうれしく思っております。

本当の意味で強くて魅力あるチーム作りをすべき段階に来ているという認識から、チームマネジメントをはじめとする変革に着手しております。浦和レッズが長期的に追い求めるレッズスタイル、本当の意味で強くて魅力あるチーム、ボールも人も動く夢のあるフットボールを構築したい。その実現を目指すために、クラブとチームが

一体となった組織作りを進めています。

そして本日、新しい監督としてフォルカー・フィンケ氏を迎え入れることが決まり、発表することになりました。ドイツはもとより、ヨーロッパでも指導者としての評価が高く、ファンからも絶大な信頼があり、人格者としても知られているフィンケ氏がレッズの監督に就任することを心から喜んでおります。私たちの変革とともに歩み、レッズスタイル実現のためのチーム作りをしていただける人と確信してオファーしたところ、浦和レッズを選んでいただけました。チームの変革ははじまったばかりですが、本当の意味で強くて魅力あるチーム作りという共同作業をしていければと思います。フィンケ監督に対しては、特に質の高いサッカーの実現や選手育成など、チーム基盤の整備に期待しております」

フォルカー・フィンケ監督

「皆さん、はじめまして。まず日本に来ることができて大変うれしいです。また、浦和レッズとの共同作業をとても楽しみにしています。とてもいいサッカーを追及してみたいと思っています。

ドイツのブンデスリーガで400試合、2部で200試合、監督として経験しましたが、こういうビッグクラブで仕事をすることは予想していませんでした。しかし、レッズからオファーをいただいて話を進めていくうちに、自分の中でやりたいという気持ち、好奇心が湧いてきて、お受けすることになった次第です。

なぜならば、このクラブは非常に特別なクラブだからです。自分に与えられた課題は大きな喜びに変わっていくと確信しています。また、今は新しいことをするチャンスが訪れている、そういうタイミングだと思いますので、クラブを成長させていくサポートができればと思っています。特にクラブを強くしていくために、もう一度、教育面に力を入れていきたいです。若い選手と多く仕事をすることによって、それが大きな喜びになっていくと自分は確信しています。

ドイツやヨーロッパからもオファーがありましが、自分がやりたいという好奇心をここまで持たせてくれたクラブは浦和レッズでした。浦和レッズで仕事ができることを、大変楽しみにしております」

【質疑応答】

■契約締結は今日? 契約年数は?
藤口代表「11月下旬にオファーを出し、11月末にお会いしました。その後、12月上旬にオファーを受けて頂けるとフィンケ監督から連絡を受け、基本合意に達しました。そして昨日、来日され、監督本人と詰めの協議を行ない、最終合意に達しました。正式な契約の事務手続きに関しては後日となっておりますが、基本合意にはサインしております。実質的には昨日からのスタートです。契約年数に関しましては、今までもそうですけど、フィンケ監督は長くすればするほど、噛めば噛むほど味が出る監督だと思っております」

■新しいチームで指針とするものは?
フィンケ監督「先日の来日時にレッズの試合をいくつか見ましたが、試合を見て、レッズで働きたいという決意をさらに固めたとも言えます。試合を見て気が付いたことは、現代のモダンなヨーロッパサッカーとは日本のサッカーは違うなということです。私のサッカーに対する基本的なアイデアは、ドイツでもそうでしたが、コンビネーションサッカーと言えるものです。もう一つは、2人か3人のスター選手に依存するのではなく、全員が戦っていくスタイルを貫くことです。そしてもう一つ重要だと思うのは、選手自身が心を持って、正しく足を使って、それぞれが全力でサッカーをするということです。それを私は楽しみにしております」

■今シーズンの順位をふまえて、変化させるべきところは?
フィンケ監督「最終的に一つでもいい順位でシーズンを終えることは大切だと思いますが、そのためには選手たちと哲学を共有して、共通の目標やイメージを持って、毎日のトレーニング、仕事をしていくことが大事です。そして、ピッチで戦う心意気、ゴールチャンスを確実に決めていく、そういうことを作り出すことが大切だと思います。今シーズンの最後は、チームはまとまりに欠けていて、いい終わり方ではなかったと思っていますが、自分はこのクラブで来シーズン、それを改善していく自信があります。それを実現する選手がクラブにそろっていると思うからです」

■コーチ陣の人選は?
藤口代表「昨日から、その話は進めています。フィンケ監督は非常にこだわりを持った人ですから、とことんいろいろな話をしながら、今後決めていくという形になっています」
フィンケ監督「非常に興味深く、重要な質問だと思います。まず、何事においてもそうですが、いい結果を生むためには時間がかかります。そして、私がコーチングスタッフを採用する唯一の基準はクオリティです。ですから、浦和レッズと仕事をはじめるにあたって、今、それを考えているところです。1月に仕事をはじめるときには、日本人とドイツ人のいいミックスを皆さんにお見せできるようにします。誰がコーチングスタッフとなるかは、適切な時期に皆さんにお知らせすることになると思います」

■今季レッズは無冠に終わったが、タイトル獲得の自信は?
フィンケ監督「結果を出す自信はありますが、監督というのはそれを事前に言葉で説明するのではなく、後で実行を伴って結果を残すことによって、それを証明すべきだと思います」

■すでに何人かの選手と話をしたと思うが、どのような話を?
フィンケ監督「実際に何人かの選手とは話をしましたが、誰と話したかについては伏せておきたいと思います。というのも、誰と話したかによって、その選手の評価やランキングというようなものを憶測されるからです。重要なのは、選手と話がはじまったということです。それは、来年に向けて選手たちが方向づけを必要としているからです。これから、選手全員とコンタクトを取るつもりです。また、選手との信頼関係の問題もありますから、誰と何を話したかも内々に留めておきたいと思っています」

■本契約の締結予定は?
藤口代表「昨日、来日していただきましたが、いったんまたドイツに戻られます。新年になって日本においでいただいてから、になると思います」

■若い選手を登用したいということだが、先発メンバーはだいぶ変わる可能性もあるのか?
フィンケ監督「今のチームには、若い選手がアクセントとなる、つまり刺激を与えるということが非常に重要だと私は思っています。ただし、若い選手を成長させるプロセスは一朝一夕でできることではありません。また、31歳、32歳という選手でもピッチで攻撃的にプレーできる選手であれば、ピッチに立たせるつもりです。年齢は関係ありませんし、若い選手とだけ仕事をするというつもりもありません。ただ、先ほども言いましたが、今のチームには若い力が必要だということです。私の目標の一つは、若い選手を育成していくことで、どのくらい成長できるかは選手にもかかってくることですが、期待しています。私が重要な基本原理としているのは、選手が動けるということ。それが大事だと思っています。そして、その選手を決めるのは監督であり、実行していきたいということです」

■日本のサッカーがモダンな欧州のサッカーと違うということだったが、それはどんな点で? また日本のサッカーの情報収集はどうやって誰から聞いたのか?
フィンケ監督「まず最初の質問ですが、私が日本のサッカーを見て思ったのは、ヨーロッパとはプレーや構成が違うということです。ヨーロッパのトップのチームというのは俊敏性もあるんですが、長いプロセスがゲームの中にあると思います。ただ、ここで詳細について言うのは控えます。それは、日本のサッカーの批判と誤解されてしまうかもしれないからです。ただ、その中でも違いはあると思います。数ヶ月後にはチームが変わったというような印象を皆さんに持ってもらえるように頑張りたいと思います。
また情報収集についてですが、2007年と2008年の試合はDVDで見ました。比較的短期間でものすごい多くの資料を見ました。プラス、自分のドイツでの仕事上の関係のある同僚や、ケルンのスポーツ学校の日本人、あとはヨーロッパで働く関係者と連絡を取って、情報収集をしてきました」

■レッズに好奇心を感じてオファーを受けたということだが、決め手になったのは?
フィンケ監督「浦和レッズのオファーを受けた理由はたくさんあるんですが、そのうち重要なことは2つです。一つは私が日本で浦和レッズのホームゲームの試合を見たとき、試合は負けてしまって内容もよくなかったんですが、多くのサポーターが最後まで結束して応援をしていて、非常に感銘を受けたということです。ヨーロッパのサポーターと比較してもネガティブな意味で違いがあると感じました。もう一つが、私がヨーロッパで身につけたプロフェッショナルなサッカーというものをこのクラブに還元したい、という自分の課題を楽しみにしてオファーを受けたということです」

■目指すサッカーをするにあたって、現有戦力だけではなく新たなピースを加えるのか? 来季のチームの編成は?
フィンケ監督「先ほどの回答の繰り返しになってしまうが、このチームには若い選手が必要だと感じました。ただ、年齢が上がったベテランの選手は使わないということではありません。チーム全体に必要なのは若い選手を通して取り入れることのできるアクセントというものが重要です。ただ、他のクラブから誰かを受け入れるなどというのは、早すぎる段階で名前を具体的に挙げてしまうと、また大きな話題になってしまうので、それは避けたいと思います。実際に名前を挙げるのは選手がサインをして、こちらに座ったときに発表できるということだと思いますので、みなさんにももう少し忍耐強く待っていただきたいと思います。
補足ですが、私は予算の少ないクラブで、競争の厳しいクラブで働いていました。その中で若い選手が代表選手に成長していったということがあります。繰り返しになりますが、若い選手が加わることで、このクラブがよくなると思っています。ただ、30歳であってもいい選手であれば私は積極的に使います」

■基本合意から正式契約まで時間がかかっているが、理由は? また、クラブに対して監督としてこれだけは譲れないというものがあるか?
フィンケ監督「契約のサインについては、私は16年間SCフライブルグというクラブで監督をしていまして、1991年に署名をして以来、更新はしていたのですが、新しい契約についての経験というのがあまりありません。ただ、基本合意をしていますから、まったく問題はありません。今後2年間、全力を尽くして働きたいと思います。契約に関してはまったく秘密にしておく必要はありませんので、ビザが取れれば来年からすぐはじめられると思っています。
譲れないものとしては、コーチングスタッフの質やマネージメントなどいろいろありますが、一番は、インサイド、つまりクラブ内のチームスピリットです。結果を残すために私が重要視してきたものです。例えば、私が選手の一人と話し合いをしたときにその内容が次の日の新聞で載ってしまっている。選手が私と話したことをすべて話してしまった。それはお互いの信頼関係に響きますし、結果にも影響してしまうことがあります。ですから、クラブ内で話したこと、選手と内々に話したことを外に漏らさないようにするということが重要だと考えています。ただ、ジャーナリストの皆さんはいろいろなことを知りたいと思いますので、質問していただければ可能な限りお答えしたいと思います」

■フィンケ監督ご自身の人柄を教えて下さい。
フィンケ監督「一言で言うならば、人から『サッカーの話をするととても楽しいよ。でも、あまりプライベートなことは話さないけどね。それはでも彼の仕事ではないからね』と言われる、それがフォルカー・フィンケという人です(笑)」
藤口代表「サッカーをこよなく愛している人、また人を愛している人であります。昨日も、長時間にわたるミーティング、サッカーの話をはじめると止まりません。それが人間フィンケだと思います」

■選手と話をしてどんな印象を持った?
フィンケ監督「非常にいい話ができたと感じています。話すことは監督にとっても選手にとっても非常に大事なことです。本当にいい、コミュニケーションをとることができましたし、お互いにメリットがあったと思います」

■SCフライブルクで16年間、チームスピリットを保つことは大変だったと思うが、何が重要?
フィンケ監督「保つことは確かに大変ですが、可能なことです。重要なのはチームが一つの方向を向いて進んでいくことです。その道は広いこともあるが、ときどき狭くなることもある。でも、進む道は同じ方向を向いているということ。クラブ内では衝突や意見の相違というのは必ず出てくると思いますが、私は調和を大切にする人間ではないので、意見を戦わせてその後に意見が正しくないと思えば譲歩しますし、そういった戦いを経て、浦和レッズはいい方向に進むと思います。同じ方向に向かって進めば必ずいい方向に進むと思います」

■実績のある選手が浦和には多いが、どの観点で先発メンバーを選ぶか?
フィンケ監督「非常にいい質問だと思います。選手の満足感や監督とジャーナリストとの間での衝突にも関わってくるテーマだと思います。私が選手を選ぶときの基準は、チームの中で11人のベストな選手を選ぶのではなくて、ピッチの上で一番結果をよく残せる11人を選びます。ですので、優れたプレーヤーでもベンチに座る可能性はあります。なぜなら、布陣の中でその選手が共に連動していい動きができなければ、メンバーに入れても無意味だからです」

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